去る5月25日(土)にみんなの「千年希望の丘」植樹祭&さつまいも定植体験ツアーを開催しました!一般社団法人森の防潮堤協会主催の植樹祭でしたが、私たちも共催として参加しました。
開会式では森の防潮堤協会の日置理事長や菊地岩沼市長を始め、植樹祭のPR動画を手掛けたくろやなぎ てっぺい さん 山本 “ぶち” 真勇さんからの挨拶がありました。一般社団法人岩沼みんなのアグリツーリズム&イノベーションの尾崎代表理事も登壇しました!!
みんなでくろやなぎ てっぺい さん作詞 山本 “ぶち” 真勇さん作曲の「1000年のうた」を合唱し、植樹祭が始まりました!!
千年希望の丘ではこれまで多くの人の手によってたくさんの木々が植えられてきました。
この木々たちは30年もすれば立派な森になり、私たちの命を守る防潮堤の役割を果たします。
今回は柴田農林高校の生徒さんが植樹リーダーとして引っ張ってくれました!
まず植樹を行う上で一番重要な工程、水付けを行います。
植樹後は雨頼みとなるので、これが最後の水やりになります。
十分に水を含ませたらいよいよ植樹開始です!
1本1本丁寧に植えていきます!
今回私たちが植えた木々は36種類約400本!いろんな種類の木々を混ぜて植えることで、より自然に近い森に成長します!
全ての木を植え終わったら、マルチングの工程に移ります。
ワラを敷き詰めることで、雑草の抑制、保湿の役割を果たします。
ワラが飛ばないようにロープでしっかり固定します。
月日が経つと、このワラとロープは分解され養分になります。
これで森の防潮堤完成です!!
お昼ご飯を食べて体力を回復させて、午後の活動に移ります。
午後の最初の活動はさつまいもの定植です。
ひまわり農園に協力して頂き、紅あずまの苗1,
ひまわり農園の菅原さんに植え方の説明をして頂きました。
定植棒を使って心を込めて植えていきます。
今回植えたさつまいもは10月のツアーで掘る予定です!
さつまいもの定植が終わったらひつじとのふれあいタイム!
ひつじ村の松尾さんにひつじ村の歩みを説明して頂きました。
元々住宅街だったこの場所は震災で莫大な被害を受けました。その後放置され荒れていましたが、除草目的で2頭の羊が連れてこられました。やがて噂を聞きつけその羊目当てに徐々に人が訪れるようになり、ここに元々住んでいた方々とひつじ村のスタッフが作り上げてきた岩沼ひつじ村。
さつまいもの定植体験を行ったひまわり農園も一から手作りしました。
ひつじクイズ!
今回のテーマは目、耳、鼻でした!
もこもこのかわいいひつじ達に皆さんメロメロでした♪
ひつじ村を後にし、千年希望の丘交流センターに向かいます。
途中、交流センターにほど近い震災遺構である鈴木邸に立ち寄りました。
津波の威力がひしひしと伝わってきます。
鈴木邸を後にし、交流センターへ。
震災にまつわるDVDを鑑賞しました。
DVD鑑賞後、鎮魂の意を表し、慰霊碑にて黙祷を捧げました。
交流センターを後にし、震災語り部に耳を傾けます。
語り手は一般社団法人岩沼みんなのアグリツーリズム&イノベーションの代表理事の谷地沼冨勝さん。
谷地沼さんは生粋の玉浦っこ。震災当時ここ玉浦地区はどんな状況だったのか、なぜ岩沼がいち早く復興を成し遂げたのか、震災から何を学びどう行動していくのかを親しみやすく説明して下さいました。
今回も大きなトラブルもなくツアーを終えることが出来たのは皆さんのご協力のおかげです!
ありがとうございました!お疲れ様でした!!
またぜひ岩沼に来てくださいね!皆さまにまたお会いできることを楽しみにしています!
(text by m)