6月2日(土)、みんなの荒浜植樹祭“復興支援ありがとうの森2020”+いわぬまひつじ村農業体験ツアーを開催しました!
午前中は仙台荒浜で行われた植樹祭に参加してきました。荒浜地区も津波による甚大な被害を受け多くの方々が亡くなりました。
震災後から岩沼の「千年希望の丘」同様、緑の防潮堤作りが行われてきました。
まずは苗木を水に浸します。植えてしまうとあとは自然に任せるしかないため、ここでたっぷり水を与えます。
そして丁寧に植えて、
乾燥や雑草から守るため藁を敷きます。
子どもたちが大活躍してくれました!総勢62名で約550本の苗木を植えました!
みんなの森①
みんなの森②
みんなの森③
みんなの森④
みんなの森⑤
これで完成ではありません。ここからがとても大事なのです。
植えられたばかりの小さな苗木はまだ自分たちで生きていくことはできないため、継続的に草刈りを続けていく必要があります。
植樹祭が終わったら、震災遺構として保存されている旧荒浜小学校を見学します。校舎は当時のままに残されていて、震災の惨状がまざまざと感じられます。荒浜地区も大きな被害を受けましたが、校舎の屋上に避難した320名の方々は幸い助かったそうです。
見学後には、名取市の閖上へ移動してメイプル館でお昼を食べました。閖上地区も津波で多大な被害を受けました。更地になってしまった地にカナダ政府によって建てられたのが閖上メイプル館です。隣では毎週日曜祝日に閖上朝市が開催され、今では遠方からも多くの方が訪れる人気の朝市となっています!
その後一行は、いわぬまひつじ村へ移動しました。
ひつじ村ではこの春18頭の子ひつじが誕生しました。
ひつじとたくさん遊んだ後は、お待ちかね、さつまいもの定植体験です!
ひまわり農園の菅原さんからひまわり農園の説明を受け、1,000株のさつまいもの苗を植えます!
定植体験の後には菅原さんによるさつまいもクイズを行い、正解者にはおいしそうなかぶが贈られました!
定植が終わった一行はみんなの家へ帰り、ツアーの締めくくりである震災語り部に聞き入ります。
当時の状況やこれからの生き方を分かりやすく教えてくれるのは、一般社団法人岩沼みんなのアグリツーリズム&イノベーション代表理事の谷地沼富勝さん。
そして閉会式を行いツアー終了です!参加していただいた皆さまありがとうございました。
またお会いできることを楽しみにしています!
(Text by m)