5月26日（金）、5月27日（土）の2日間にわたり、2017年度 5月「千年希望の丘」岩沼復興アグリツーリズムが開催されました！

天候は生憎の下り坂。。。今にも雨が降ってきそうな状況でしたが、2日間、なんとか持ちこたえてほしいです！
そんな空模様から、ツアー初日の5月26日のスケジュールを急きょ以下のように組み替えました。
　■午前■：・さつまいも定植 Part 1
                 (お昼)
　■午後■：・さつまいも定植 Part 2
                 ・「千年希望の丘」育樹
                 ・希望の丘交流センター及び慰霊碑訪問
午後の予定だった「さつまいも定植」を午前スタートに前倒ししました。
農業は天候に大きく左右されるため、臨機応変さが求められるんですね。
さあ、雨が降ってくる前に、いもを植え切ろう！
5月26日（金）の9:47、岩沼駅に新卒27名と引率者など総勢26名が到着です。バスに乗り込んで、まずはみんなの家に向かいます。

みんなの家に到着し、着替えて、開会式です。
2日間、ご指導頂く谷地沼さんから開会のご挨拶を頂いた後、「みんなの千年希望の丘ファーム」へバスで移動します。

「みんなの千年希望の丘ファーム」が見えてきました！
奥に見えるのが「千年希望の丘」の3号丘。手前が「みんなの千年希望の丘ファーム」。ここがさつまいも定植をする場所です。
おや、4名ほどの人影が見えますね。地元のおかあさん達で、本日、さつまいも定植をご一緒させて頂く方々です。

さつまいもを植える前に、まずはみんなの家・支配人の堀から定植方法を説明します。
手に持っているオレンジ色の物体がさつまいもの定植に使う棒です。この棒先にさつまいもの苗をひっかけて、土中に植えます。
品種は、上品な甘さで定評のある「紅はるか」。焼いもに良くあうおいもです。

続けて、大先輩のかあちゃんによる実演です。

ご覧の通り、黒い盛り上がった畝に「黒マルチ」という保湿効果を高め、雑草を除ける為のフィルムが張ってあります。
そこに、斜めにそっとさつまいもの苗を差し込んで定植は完了です。

みんな準備OK？では、早速、さつまいも定植を始めましょう！位置について～。

定植スタート！　今日の目標は2万株です！

真剣に植えてくれてます。いい感じ。

だんだん慣れてきたようですね。

さつまいも定植に没頭していたら、あっという間に12時に。
一旦、みんなの家に戻り、お昼ごはんです。
みんなの家では、パートさんたちが、みんなの家特製「米粉ホットドッグ」と「米粉クロックムッシュ」を用意してくれていました。
実は、パートさんたちは、このツアーの為に、前日パンをたくさん焼いて準備していてくれました。
本当にどうもありがとうございました！

みんなの家の前庭で、みんなでお昼を頬張るの図です。なお、この米粉のパンは、一本当たりお茶碗一杯分位のお米が使用されています。なので、腹持ちはバツグンです！

こちらは室内で和気あいあいと食事中。あ、ジェラートも買って食べてくれたんだね。どうもありがとう！

ご飯を食べたあとは、さついも定植の後半戦です。
再び「みんなの千年希望の丘ファーム」へバスで移動します。
写真の左から定植を始め、右へ移動しています。あと少しでゴールですね。がんばれ！

ついに2万株植え切りました！
かあちゃん達と一緒に記念撮影です。達成感あふれる笑顔がナイスですね～。

さついまいも定植の後は、「千年希望の丘」で育樹(草むしり)です。
過去に植樹した部分をきれいにしていきます。


育樹を終えた後は、東日本大震災後に防災学習の為に整備された、希望の丘交流センターへ徒歩にて移動しました。
岩沼市の震災からの復興の歩みを記録したDVDを視聴し、続いて東日本大震災で亡くなった方々への慰霊碑にて、鎮魂の祈りを捧げました。


「千年希望の丘」でのアクティビティを終え、みんなの家へ戻ります。
バスで被災した沿岸部を回り、みんなの家に向かう途中、「岩沼ひつじ」の牧場に立ち寄りました。
ここは、岩沼市スマイルサポートセンターのみなさんが、被災者支援活動の一環として、羊を放牧するプロジェクトの場所です。
羊は顔が黒いサフォークという種類の羊で、とても人懐っこかったです。

アップでどうぞ！

牧場の看板前で記念撮影。「みんなのメエェ～～～」でパチリ。なかなか斬新な掛け声です。

そして、みんなの家へ。閉会式の模様です。

初日から盛りだくさんの「みんなのアグリ！」でしたね！
参加者のみなさん、お疲れ様でした。明日は5時15分にホテルロビーに集合ですよ。ゆっくりと休んで下さい。
(text by nii)